初めてのジンバルにRONIN-Sを選んだそこのあなた。
①組み立て
②電源ON
③アプリと連動
④オートチューン
⑤よっしゃ撮影!
という簡単なフローでジンバル撮影がおこなえるRONIN-S。
意外と思うようにコントロール出来ていない人も多いのではないでしょうか?
「すぐに上を向いてしまう」
「もう少し滑らかにパンやティルトを行いたい」
「もっと早く動かしたい!」
アプリの中に他にも色々と設定がありますよね?
その設定を…理解してみたくはありませんか?
Deadbandって何?
Sensitivityって何?
Speedって…『いや、それは分かるわ!じゃぁの!』
待って待って!もうちょっと読んで!!
じゃぁもう早速説明して行くから、ゆっくりしていってね!
それぞれ、順を追って説明して行きます。
知っている項目は飛ばして読んでいただいて構いません。
Motor Parameters について
RONIN-Sを組み立てカメラを乗せたあと、最初に調整するのがこの項目です。
まずはアプリを開いて最初のメニュー左上の「Configuration」をタップ。
すると左上に「Motor Parameters」という表示が出てきます。
これをタップするとAuto Tuneの文字が!
タップしてOKを押すと、自動で今ジンバルに乗せているカメラの重量に合わせた調整をしてくれます。
これは本当にとても助かる機能の一つですね!
Smooth Track について
Auto Tune画面から一つ前に戻った画面の右上にあるのが、この項目。
RONIN-Sに限らず、ジンバルには主に2種類の操作方法があります。
①カメラを向けたい方向にジンバルを傾け、パンやティルトを行う方法。
②コントローラーやコントロールスティックを使用し、パンやティルトを行う方法。
Smooth Trackでは“①カメラを向けたい方向にジンバルを傾け、パンやティルトを行う方法”。
つまりオペレーターの動きに反応したカメラワークを行うRONIN-Sの【動きの調整】を行うことができます。
【Speed(スピード)】
パンやティルト、ロールの速度を調節します。
【Deadband(デッドバンド)】
パン、ティルト、ロールが到達点に達するまで、どれくらいの力で動くのかを調節します。
【Sensitivity(センシティビティ:感度)】
オペレーターの動きに対してどれだけ反応するかを調節します。
あれ?
なんとなくイメージが付き辛い?
しょーがないなー(棒読み)
ではタカシ君の通学を例にお話をしましょう。
タカシ君が自宅から学校へ向かう速度がSpeed(スピード)です。
タカシ君が自宅から学校へ向かう際、どのくらい早く最高速度まで加速できるのかを調整する項目がDeadband(デッドバンド)です。
ちなみに、タカシ君がどのくらい敏感に感じるのかはSensitivity(感度)が握っています。
ほら、分かりやすいですね(は?最初の方でお願いします。)!
この項目では、パン、ティルト、ロールを個別に設定できます。 色々と探ってみて、自分のお好みのセッティングを目指しましょう。
(タカシ君の下りって…)
Control Settingについて
Motor ParametersとSmooth Trackの次は左下のコントロールセッティングについて説明します。
こちらは前述させていただきました“②コントローラーやコントロールスティックを使用し、パンやティルトを行う方法”に該当する項目です。
基本的にはSmooth Trackと同じ要領で理解していただければ大丈夫です。
【Deadband】
Highになるほどコントローラー(スティック)を大きく傾けないと動きません。
(ジンバルを動かすために、コントローラーを倒す角度が大きくなる)
Lowだと少しコントローラーを傾けるだけでジンバルが動きます。
【Max Speed】
Highはより早くジンバルが動き、Lowはより遅くジンバルが動きます。
Smoothing
Highに設定すると、ジンバルを止めた時の動きが緩やかになります。
Lowに設定すると、ジンバルを止めた時の動きが急になります。(ピタッと止まる)
いかがでしたか?
これらを何度も調整し、お好みの設定を見つけましょう!
今回は以上となります!
次は作例と共に使用感をアップロードできればと思います。
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