きっとこのタイトルを見て、みなさんはこんな風に思ったんじゃないかなーと想像しています。
「とうとうブラックと言われている業界の真の姿が…」
「芸能人のオフショットが……!?」
「まさか…アダ……」
残念ですが、全て違います!!
みなさま、ご無沙汰しております。
またまた更新が遅れ始めたスノーマンフィルム編集部です。
(とうとうスノーマンフィルムの福岡での順位に亀裂が!?-次回説明します-)
今日は最近私たちが撮影をした動画制作の現場のメイキング写真を元に、どんな状況なのかを解説しながらお見せしていこうと思います。
こちらは福岡にある「福岡市文化交流公演 松風園」という場所で、某王子のインタビューベースのウェブ動画の撮影をさせて頂き、雰囲気のあるお茶室で空気感溢れる動画が撮影出来たのではないかと思います。
きっとみなさんは、写真左にある青とシルバーの大きな物体が気になっているのではないでしょうか?
遠近法があるとはいえ、奥にあるカメラよりも大きなこちら。実は照明機材なんです!(そんな仰々しく言わなくても、だいたい知ってますよね、みなさん…)
畳が傷付かないように細心の注意を払いつつ、カメラの三脚の下にはパンチを敷いています。
さらに、カメラが2台写真の右側にはセットされ、真ん中あたりには音声レコーダーとガンマイクが…
これらの機材。何人くらいで操作していると思いますか?
4人?5人?
いえいえ、全然違います。
1人なんです!!!!
(みなさん、えー!!って驚いて下さい!)
「それって操作出来るの?」
「良い映像が撮れるの?」
と思う方もいらっしゃると思いますが、それに関して言えば「内容」によって変わってきます。
それぞれのポジションに操作する人が付いていた方がいい場合は以下の通りです。
・被写体が動いている
・流動的な撮影である
・セッティングする時間が少ない、撮影時間が限られている
など、1箇所1箇所のポジションを、ちゃんと確認出来ない or 確認する事が難しい状況です。
しかし、それ以外の場合。
例えば…
・被写体が動かない
・固定的な撮影
・セッティングする時間や撮影時間に余裕がある
などの場合は、1人のオペレートでもしっかりと確認が出来るので、ちゃんとした撮影をする事が可能です。
お次はこちら。
少しマニアックなお話ですが、一度撮影現場でこんな質問がありました。
「こういった機材って、全部必要なの?逆にそれぞれの意味ってどのくらいあるの?」
その時にも色々と答えさせて頂いたのですが、実はもっと知りたいと思っている人は沢山いるのではないだろうかと思い、今回はここにピックアップして解説したいと思います。
こちらは、いつも撮影で使用している機材「SONY PXW-FS5」を”リグ”と呼ばれている撮影アクセサリーを使用してカスタマイズしている状態の写真です。
写真の左側に黒い台形の羽があるのが分かりますか?
この部分の事を「マットボックス」と呼びます。
マットボックスは、太陽光や照明の光がレンズに入ってきてしまって起こる”ハレーション”(光で映像全体が白くなる)や”フレア”(レンズに反射した光が、光の玉のように映ってしまう)現象を防ぐためにあります。
マットボックスにはランクがあり、これらの役割の他にも、NDフィルターと呼ばれる、カメラの設定を変えずに明るさだけを下げるフィルターをセット出来るタイプなどもあります。
今回、そのランクのマットボックスを使っていないのには理由があって、カメラ本体の中にNDフィルターが内蔵されているからです。
次に映像が映っているモニター。
これはBlackmagic Designと呼ばれる会社のビデオアシストという製品なのですが、広義には”モニターレコーダー”と呼ばれています。
その名の通り、モニターでありながら映像を記録出来るという代物。
「え!?カメラ本体で記録するんじゃないの?」と思われる方が大半なのではないかと思いますが、このモニターレコーダーが広まってきたと同時期に広まってきた「とある撮影」がきっかけとなり、今では多くの撮影現場で重宝されるようになったアイテムの一つです。
その「とある撮影」を説明するのは、また後日という事で……
最後にこちら。
撮影終了後に立ち寄った「島系本店」という長浜にあるラーメン屋さんで出会ったこちら。
その名も「桜島」
もやしとキャベツがそびえ立つその姿は、まるで桜島そのもの。
福岡で初めて二郎系と呼ばれるラーメンに近いラーメンを食べましたが、とても美味しいんです。
ボリュームが多すぎるんじゃないか?という人も多いのではないかと思いますが、実際に食べてみるとそんな事ありません。
スープもこってりではなく、あっさりめであったため、食べていて全然キツくないんです。
皆さんも食べてみて下さい!!
いかがでしたでしょうか?
福岡にある、一動画制作業者である私たちスノーマンフィルムは、こんな風に動画を日々制作しております(一部ですよ、一部)。
ただ、常に私たちはこんなお話をお客様に対してしています。
「私たちは福岡で最低基準の業者です。」
これは「最低基準のクオリティーを提供します」という事ではありません。
私たちの動画クオリティーや機材面、現場での立ち回りなどを物差しにして下さいという事です。
万が一、他の業者様へお願いした際に、どれか一つでも「ん?スノーマンフィルムよりもマイナスポイント」と思われた場合、必ずそこをスルーせずに突っ込んでみて下さい。
また、私たちは福岡から生まれ発信される動画クオリティーの底上げを心掛けております。
……ってあれ?会社説明してるのかな、私……
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