top of page
執筆者の写真岩男海誠|スノーマンフィルム

4DXはアトラクション?|映画を"体感”する新感覚シアターを初体験!

あなたは『4DX』をもう体験しましたか?


私はつい先日4DXを初体験してきたのですが…

「なんだか色々と思っていたのと違う!!」

という感覚に陥った2時間の感想と、初めて行く方への注意事項としてお話をさせていただきます!


そのそも4DXデジタルシアターって何?

 

一言で言うと<体感型>映画上映システムです。

※以下の映像は4DXの機能紹介映像をYouTubeよりお借りしております。

この映像にもあるように、4DXでは空気や水、香りや風などを感じ、上映されている映画に連動した動きやエフェクトを劇場内に起こすことで、映画の持つ臨場感を最大限に視聴者に体験させる…といった上映システムです。


さて、4DXの前説はここまでにして、次からは実際に感じたことを掘り下げて行きましょう。



とてもなめてかかっていた

 

4DXなんてカッコいい名前使っちゃってるけど映画館でしょ?

ポップコーン食べるやつもいるし、飲み物飲むやつもいます。

そんな中で?思い切り椅子を動かす?

絶対にない!


実際に体験して観てこう思うに違いない。

「あぁ…まぁこんなもんよね…」と…


とは言ったものの、やはり盛大に飲み物をぶちまけたり、ポップコーンをこぼしたりするのは映画館側にとっては非常に迷惑なお話。


別に食べたり飲んだりしなければいいだけの話ですが、久々の映画館での映画。

最大限映画館を楽しみたい…


とりあえず、みんながどんな風に映画館の中に入って行くのかを観察するため、若干早く劇場に入り、他の人を観察することにしました。


すると、来場する人の大半が右手に飲み物、左手にポップコーンというスタイル。

(なんだ…やっぱりいけるのか…)

私は心の中でそんなことを思いながら、入場しようとすると…


「すみませんお客様。安全のため、お手荷物を劇場内に持ち込むことができません。お手荷物は劇場横にございますコインロッカーに預けて入場されて下さい。」


なるほど。

確かにお客の安全は確保しておかないと、トラブルが発生したとき大変ですよね。

私はお姉さんのいう通り、荷物(サコッシュのみ)をコインロッカーに預け入場。


※今回4DXは、キャナルシティ博多のユナイテッド・シネマにて「アントマン&アスプ」を鑑賞しました。



入場

 

入場して最初に気づいたのは、ドリンクホルダーについてる「Water ON」と「Water OFF」のボタン。


飲み物をドリンクホルダーに入れたらON。入れてない場合はOFFにすることで、その飲み物を冷やしてくれる優れもの!


…なんて思っていたのですが、このボタンは「水しぶき」がOKならON。嫌ならOFF。

というボタンでした。


(というか、そもそも水しぶき嫌なら4DX観なくて良いのでは…)

と心の中で思った私の気持ちは、あとでブーメランしてきます。


それからは映画が始まるまではいつもの予告編タイム。

時間になると係りの人がアナウンス。


「今から上映が始まります。お席などを立たないようにお願い致します。」

本当にアトラクションだな…

「それでは行ってらっしゃい!ブギウギ〜☆」とか聞こえてきそうだわ!


そしてチュートリアルムービーのようなプロモーション映像が始まるのですが…


ちょっと待って!!


映像が始まって早々、めちゃくちゃ椅子が揺れる!

落ちることはないと思うけど、子供は下手したら落ちてしまいそうなくらい、しっかり揺れます!


(え、待って!想像と違うわ!!)


落ち着く暇もなく水の演出が始まり、私と両隣のカップルは頭の中が”!?”状態

え…かなりガチ目に濡れるやん!!

しかも3Dメガネにかかって映画がメチャクチャ見えづらい!!


(こればっかりは水をOFFに……ハッ!!)


回想


(というか、そもそも水しぶき嫌なら4DX観なくて良いのでは…)


そう。自分の言葉がブーメランしてきたのです。

ここで水演出をOFFには出来ない…

私は静かに3Dメガネを手ぬぐいでフキフキしました。


あれですね。3Dメガネのレンズってメチャクチャ薄いのね!

しかしプロモーション映像での演出はやはりチュートリアル。

表面的なことしか起こっていません。


実際に映画が始まって驚いたことは、演出のバリエーションの豊かさです。

・足元から空気の噴射があり、右耳左耳の近くからも噴射がある。

・殴られたり背中から倒れたりするアクションは、握りこぶし2つ分くらいの何者かがシートの中に潜んでおり、タイミングに合わせて殴ってくる。

・シートの動きは、激しいものから波に揺られる船を演出した緩やかさまで、バリエーション豊富!

などなど。


映画に集中できないほどの動きや演出はなく、当初思っていたよりもだいぶ楽しむことができました。



4DXなんて流行るの?観るの?映画なの?

 

アバターが3D映画として公開された当時、「一過性のもの」「3Dブーム」などとして扱われていましたが、今では普通に3D映画が上映されています。


その昔、誰がHuluやNetflixなどで映画を見ることが一般化することが想像できたでしょうか?


映画だけの話ではありませんが、映画はその時代に合わせ形を変えてきました。

4DXもその一つなのではないでしょうか。


楽しめる人、楽しめない人、それぞれいらっしゃるかと思いますが、製作者は新しい表現に。

視聴者は新しい体験に出会うきっかけになると思います。


ぜひあなたも一度、楽しんでみてはいかがでしょうか?


※勿論、アントマンもとても良かったです!

 私は1作目のボブカットの方が好きでした。

閲覧数:304回0件のコメント

Comments


bottom of page