みなさんは「Blackmagic Pocket Cinema Camera」というカメラを知っていますか?
一昔前に流行りましたが「比較的安価で手に入るシネマカメラ」という売り出し方だったと思いますが…
簡単に言いますと「RAWデータでの動画撮影ができるカメラ」です。
RAWデータに関しましてはいつかウェブスクールの方で詳しく記載しようと思います。
この動画の前置きとしましては、
RAWデータの映像は「白飛び」や「黒つぶれ」をしておらず、グレーディング後に任意での「白飛び」や「黒つぶれ」をしています。
編集の際に「映像的演出」としての「露出補正」をしている(できる)ということです。
色味やコントラストの調整、映像に出てくる「Yashica-Auto」二眼レフカメラのレンズにも部分的に補正をかけているため、RAWファイルや普通の一眼レフなどの映像よりも、よりクリアに写っています。
ディティール自体も鮮明にしているため他のカメラと違い同じフルHDサイズでも解像度がよく見えますが、今回はフィルムライクに仕上げるためにフィルムノイズをかけており、解像感に関しては分かりづらい仕上がりとなっています。
また、作品に関してですが「A DULL GAZE」には「(ぼんやりと)見ている」という意味があり、
意識している「Look」や「Watch」などとは違います。
無意識での何となく見ているといった感じです。
何となく見ているいつもの日常は、カメラを通して見ることにより変わってくると思います。
この動画を見終わった後、何となく見ている日常に魅力を感じて頂けると嬉しいです。
グレーディング前とグレーディング後はそういった意味も含んでいます。
約1分30秒の映像作品になりますが、ぜひご覧ください。
「A DULL GAZE」
時間 1:30