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執筆者の写真岩男海誠|スノーマンフィルム

「"実力"のある動画制作・映像制作会社まとめ」とは一体?動画制作会社の探し方や選び方を考えてみました

更新日:2019年12月17日

ごあいさつ

大変ご無沙汰しております。

福岡で動画制作・映像制作を行っているスノーマンフィルムです。

今年は年始より忙しくさせていただき、大変ありがたい年でございました。

その反面、ご連絡等が行き届かず、大変失礼なご対応になりましたことをお詫び申し上げます。


はじめに

2019年

動画を見ることも、動画を撮影することも一般的になり、多くの方々がYouTubeやInstagramに動画コンテンツを投稿することが当たり前になりました。

より面白いコンテンツが身近になった今、動画・映像制作を請け負う業者も増え、どの業者に制作を依頼することがベストなのかが分かり辛くなってしまいました。

今回は中小企業・個人の方が動画制作を行うケースを想定しています。


動画制作会社の探し方・選び方

では、どのように制作会社・制作業者を探せばよいのでしょうか?

探し方や選び方を5つのパターンを分けて一緒に考えて行きましょう。

※探す方法が5つしかないのではなく、私が5つしか思いつかなかっただけです…


  1. SNSで良いと思った動画・映像を作った業者を調べる

  2. 「地域名」+「動画制作(制作したい動画の種類)」で検索

  3. Lancer'sやCrowdworksなどでクラウドワーカーを募集する

  4. まとめサイトを参考にする

  5. 大型見積もりサイトを使用する


SNSなどで良いと思った動画・映像を作った業者を調べる

メリット :自分が望む動画・映像を作ってもらえる(可能性がとても高い)

デメリット:同じ動画があなたのサービスに最適だとは限らない

正直、この方法で業者を選ぶことが一番良いのではないかと思いますが、一点だけ気をつけて頂きたいポイントがあります。

それは良いと思った動画・映像を「そのままに」作ろうとしない方が良いということ。

自分が動画でプロモーションしたいサービスが、良いと感じた動画のフォーマットに当てはまるとは限らないからです。

とはいえ、あなたが良いと思った作品を作っている業者です。

間違いはないので、動画制作に至った経緯や、今抱えているお悩みを伝え、制作に移りましょう。

ちなみに、制作にかかかる費用は少し高めを想定しておくべきだと思います。

動画がありふれた今、多くの人の目に届く規模の動画や映像には多額の広告費がかかっていることも事実です。

多額の広告費を取り扱う企業がお取引する制作会社の制作費用は大抵の場合高額です。

もちろん、何を持って「高額」というのかは人それぞれですが、ある程度の金額はかかると思っておいた方がよいでしょう。


「地域名」+「動画制作(制作したい動画の種類)」で検索

メリット :地場の業者ならではのサービス・対応 / オフラインでの連携の柔軟性

デメリット:業者の選定に時間がかかりやすい

制作会社を調べる上で一番ポピュラーな方法がこの方法です。

シンプルな調べ方なので、調べる上で不必要なコンテンツや情報が出てくることが少なく、制作会社を見つけるには最適な方法です。

特に地元企業同士であれば、地場ならではの特性・特徴・傾向を日常的に感じているため、遠方の業者が制作するコンテンツよりも訴求力のあるコンテンツに仕上がることもあります。

全国規模の広告を展開したい場合は日本の主要都市で業務を行っている制作会社に依頼をすることをオススメしたいのですが、特定の地域やローカルなものに特化したコンテンツの制作を行うのであれば、ぜひこの方法で選んでみて頂きたいと思います。

デメリットは複数の制作業者を選ぶことになるので、どうしても時間がかかってしまいます。

しかし、大切なプロモーションに使用するコンテンツなので、しっかりと吟味することをオススメします。

※地方にもキー局で流れているCMや劇場で上映されている映画の制作を行っている企業はたくさんありますので、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか?


Lancer'sやCrowdworksなどでクラウドワーカーを募集する

メリット :価格の安さを求めやすい

デメリット:ピンキリの差が凄い

クラウドワーカーを探すことが出来るサービスは数多く存在しますが、代表的なサービスはランサーズ様とクラウドワークス様ではないでしょうか?

制作したい内容や金額など、条件提示しておけば、条件に応じることが可能なクラウドワーカーから自動的に応募が集まってくるサービスです。

私は発注側にも受注側になった経験がありますが、双方にとってとても楽なサービスです。

しかしクラウドワーカーの質はピンキリです。

そしてまた、発注側のリテラシーもそこまで高くない方が多いので、こじれた時は面倒くさいです。

「認定ランサー」と呼ばれる、サービスを展開している会社より付与される称号があり、「売り上げ上位何%」「評価点数何点以上」などの条件をクリアしたランサーに与えられます。

迷った際は、そのランサーにお願いする方が吉です。

また、条件を記載する時は、起こり得るさまざまな可能性を記載しておくとスムーズなお取引ができるでしょう。

(例えば「雨の場合は撮影延期とさせていただきます。キャンセル費は天災を除くトラブルにより撮影がキャンセルとなった場合にのみ発生します」などです。)


・まとめサイトを参考にする

・大型見積もりサイトを使用する

メリット :まとめてくれているサイトや相見積もりのサイトによっては良質な企業が集まっている

デメリット:自社サイトやページへの誘導をうながす為に作成したまとめサイトやまとめページの可能性があります

検索結果の順位はサーチエンジンのアルゴリズムが「検索ワードに対して適した内容が記載されているサイトなのか」ということを常に判断し決定しています。

そしてサイトへの来訪者数・サイト滞在時間も大きく影響しています。

つまりウェブサイトが、検索しているユーザーに対して適切な答えが記載されているのかどうかが順位として現れているのです。

この点において強いのは「まとめサイト」や「見積りサイト」です。

見積りサイトの場合、掲載されている企業は広告費・掲載費を支払って掲載しているので、極端に変な企業やサービスが掲載されているこは無いでしょう。

変なサービスを提供していては見積りサイトから掲載停止のお達しが来てしまい、継続的な集客が困難になってしまうからです。

しかし、まとめサイトは別です。

まとめている人が本当に困っているユーザーを考えて作成したまとめサイトであれば「まとめた人の考え」や「その企業をまとめに含めた理由」があるはずです。

それぞれのサイトに記載されてある会社概要やコンセプトをコピペしたようなまとめサイトであれば、自ら調べに行った方が吉です。


さいごに

とはいえ、これも私の一考えでしかありません。

大切なのは鵜呑みにすることではなく「そういう考えかたもあるんだね」と、半分聞いて半分割り切ることです。

「良いコンテンツなら再生される・目に留まる」という考えは間違いではありません。

しかし、それは制作/クリエイター側が制作をする上で持っておくべき心構えに近い思考であり、再生される・目に留まるという部分にフォーカスをするのであれば、制作したコンテンツに対する広告や活用方法まで考えなければなりません。

それらを考え、実行する上で必ず発生する費用が広告費です。

本当に動画コンテンツが必要なのか。

広告費との兼ね合いが取れるのか。

発注前にもう一度考えてみて、それでも制作の必要があると感じた時、このサイトの考え方が少しでもお役に立てば幸いです。


2019年も残りわずかとなりましたが、このブログにたどり着いた方は、まだまだお仕事をお忙しくされていらっしゃるのではないでしょうか?

大変お疲れさまです。

乾燥し、寒くなるこの季節はお仕事が忙しく体調も崩しやすい時期だと思います。

お身体には十分気をつけてお過ごし下さい。

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